このコンテンツではkindとsortの違いをまとめています。

一方は慣用的に使うとネガティブな感情を含みます。
 
英語類義語活用辞典、英語類義語使い分け辞典、ロングマン英々辞典を参考にしています。


英語類義語使い分け辞典の解説

タイプ
kind

特定の種類。
 
sort
ある点で似ている人や物の類(kindとほぼ同義だがしばしば軽蔑)
 
type
明確な特徴を共有している人や物の類。
 
class
共通の特徴や性質を持ったものの集まりで、優劣などの価値判断を伴って用いることがある語。

ロングマン英々辞典の解説

kind n
1 a group whose members share certain qualities; type; sort
 
Those kinds of watches are stronger than the others.
 
2 the qualities that make something what it is, and different from others; nature
 
You can’t compare them ― there is a fundamental difference in kind.





sort
1 a group of people, things, etc., all sharing certain qualities; type; kind
 
They sell many different sorts of wine here.
 
2 a person of the stated type
 
That was nice of her; she’s not such a bad sort after all.
 

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英語類義語活用辞典の解説

kindとsortは区別なしに使われる場合が多いですが、kindはsortよりもフォーマルで上品な感じの言葉で、主観性も少なめです。
 
対してsortはエゴが感じられる、独断的な語です。
 
まずはkindとsortが入れ替えできるケースを紹介します。
 
It takes all sorts(kind) to make a world go round.
(いろんな人がいて世界は成り立っている)
 
I had a kind(sort)of feeling I might run into him.
(彼に出くわすような気がしていた)
 
It’s the sort(kind)of work I prefer to a clerical job.
(事務の仕事よりああいった仕事のほうが好きだ)
 
kindしか使えない例です。
 
If you are attacked in any sense, you’ll retaliate in kind.
(もし何らかの形で攻撃を受けたら、同じやり方で報復するのが普通だ)
 
sortは慣用的に使われることがあり、主に否定的な感情や疑惑を表します。
 
That’s a wrong sort of people for you to go around with.
(ああいう人たちとは付き合わないほうがいい)
 
It is a play of sorts, but it is hard to describe.
(劇には違いないが、何とも説明しづらい)
 
What sort of idiot do you take me for?
(君は僕をどれほど馬鹿だと思ってるんだ)