このコンテンツではcredibleとcreditableの違いをまとめています。

「信用できる」「ちゃんとした」といった共通の意味を持つ二語ですが、用法には違いがあるようです。
 
英語類義語活用辞典、ロングマン英々辞典を参考にしています。

ロングマン英々辞典の解説

credible
deserving to be believed, trusted, or taken seriously
 
a barely credible excuse.
 
creditable
deserving praise or approval
 
a very creditable achievement

PR

英語類義語活用辞典の解説

credibleとcreditableはいずれも”信用”に関る言葉ですが、用途は違います。
 
credibleは主に法律用語として使われ、credible personやcredible witnessといった形をとります。
 
法廷で「証人として信頼性がある」というわけで、これは「正直で嘘をいわない」だけでなく、「状況を把握できる精神状態にある」ことも意味します。
 
What he has said is completely credible.
(彼が言ったことは信用できる)
 
このcredibleを名詞にするとcredibilityで、
 
The prosecutor doggedly cross-examined the defense witness trying to destroy his credibility.
(検察は弁護側証人の信頼性を壊すため、執拗に反対尋問した)
 
といった使い方をします。
 
しかしcredibleにinをつけた”incredible”は一般語で「驚くべき」という感嘆詞として使います。
 
He has an incredible talent.
(彼は驚くべき才能の持ち主だ)
 
creditableは法律用語ではない一般的な語で、「ちゃんとした(respectable)」といった意味を表します。
 
He gave a creditable performance.
(彼はなかなか良い成績だった)
 
She was born of creditable parents.
(彼女はちゃんとした両親の間に生まれた)

PR