確定申告のシーズンになると、街中でモルモン教の宣教師さん2人から話しかけられることがあります。

いつもどおりの2人組で、相変わらずフレンドリーでした。


とても懐かしく感じたものです。
 
モルモン教宣教師の人たちと初めて知り合ったのは90年代後半です。
 
以前通っていた英会話学校の先生もモルモン教徒でしたし、教会での英会話教室にも何度も顔を出しました。
 

 
宣教師さんたちは布教が目的なので、何度か教会に顔を出すと当然のことながらモルモン教の紹介を始められ、「次はいつお会いできますか?」と必ず聞かれます。
 
私は入信するつもりはないのでその旨伝えると、それ以上のしつこい勧誘はありませんでした。
 
その後は町中で見かけるくらいで、付き合いは全くなくなっています。(宣教師さんは2年くらいでアメリカに帰ってしまいますし)
 
たま~に彼らと英語でしゃべる時は、よくしたものでトシをとるごとに緊張しなくなっています。
 
度胸だけは以前よりもついたようで、街の雑踏で立ち止まってしゃべるのもそれほどひるみませんでした。
 
まあまあしゃべれると思うのですが、日ごろ英会話をしないのでシドロモドロ感はどうしてもぬぐえませんね。
 
いうなれば英会話の運動不足状態です。
 
「モルモン教に興味があるなら、教会で改めて話をさせてください」という相手の話に対して私は「モルモン教に入信するつもりはありませんが、友達づきあいなら」と返すのが主な会話の流れです。
 
私があれこれ話しても、宣教師の人たちは実にうまいことモルモン教に興味を持たせるように返してきます。
 
あれはすごいですねぇ。
 
英語ではちょっと太刀打ちできません。
 
想定問答集なんかで事前にかなり鍛えられている印象です。
 

 
「前よりはマシになったけど、やっば英語で自分の考えの端々を伝えるのは難しいなぁ」と再認識しました…。
 
ところで、モルモン教宣教師さんたちがいつも2人で行動しているはなぜ?と聞いたことがあります。
 
その答えは「何かトラブルがあった時に対処するため」だそうです。
 
お互いの証人となる、といった意味合いがあるとの答えだったと記憶しています。