このコンテンツを作っているのはクリスマス前です。
先日、タンザニアの留学生(男性)と英語で会話しました。
久しぶりの英会話にしてはそこそこうまく話せたと思うのですが、よりによって会話の最後でミスをしてしまいます。
しかもそれは、場合によっては大失敗になりかねない(と思う)ものでした。
そのミスとは・・・
相手の宗教を確認しないまま、会話の最後に「Have a nice Christmas!」と言ってしまったのです。
これはかなりマズくないですか?
男性と別れてからしばらくして「あっ!アフリカって、イスラム教徒も多かったような・・・」と気付いたのです。
やっちまった・・・と思うも、あとの祭り。
男性は別れ際は笑っていたものの、もしもムスリムだったらあまりシャレにならないことを私は言ってしまったかもしれません。
自宅に帰ってからウィキペディアで調べてみたところ、タンザニアは
キリスト教徒 30%
イスラム教徒 35%
土着の宗教 35%
でした。
イスラム教徒の割合が多いんですよ・・・orz
これからは、クリスマスの話題が出た会話の後に「Have a nice Christmas!」と言うようにします。
英語でしゃべったからといって、誰にでも別れ際に「よいクリスマスを!」なんて言えるわけではありませんね。
英会話のノリがよくなると、つい口をついて出ることがあります。
言ってる本人は「気のきいたことを言えたぜ!」などと気分がよくなったりしてますが。(私はそうでした・・・)
ちなみにタンザニアの公用語はスワヒリ語と英語です。
今回の件で思い出しました。
似た(?)例として、よく知らないカップルの子供に対して「お母さん(あるいはお父さん)と目がそっくりね」といった類のことを言ってはいけない、というやつを。
アメリカでの離婚は(最近は日本でも?)珍しくないので、カップルが子供を連れていても、どちらかとは血がつながっていない可能性もおおいにあるわけです。
「お母さんと目がそっくりね」といった子供のお母さんは別人でした、なんてことになったら気まずいことこの上ありません。
私のクリスマスの件と同様、軽々しくは言わないほうがよさそうです。
以下は余談です。
会話したのは居酒屋で、その男性は冷えていない瓶ビール(銘柄はキ○ンでした)を飲んでいたんですよ。
それも、ビールの中瓶をラッパ飲みしていたのでなかなか強烈でした。
日本の飲み屋で出されるビールは、瓶でも缶でもジョッキでも、ほぼ100%冷えてますよね。
その男性はお店に頼んで、ビールケースから冷えていないのを出してもらったのだとか。
なぜ常温のやつ(non-cold beer と言ってました)を飲むのか、と尋ねたところ、「冬は寒いから、わざわざ冷えたの飲まなくてもいいだろ?」とのこと。
ダンザニアでは、冷やしていないビールも普通に飲むのだとか。その男性は、お冷にも手をつけませんでした。
言われれば確かにそうかもしれません。
日本人からすれば冷えてるのが当たり前で、あまり疑問に思いませんけど。
寒い季節にわざわざ冷えたのを飲むのはおかしいといえばおかしいのかも。
思わず「You are making sense.」と言ってしまいました。