先日、宮崎駿監督のアニメ映画「ルパン三世 カリオストロの城」の英語字幕版を見る機会がありました。
 
ルパンシリーズの中でもこの作品は非常に人気があり、私も大好きな作品です。
 
(これまでに観た全ての映画の中でも間違いなくベスト10に入ると思うほど)

もしまだ観ていないのであれば、一度観て決して損はしませんよ!
 
この字幕版カリオストロの城で、「英訳ではそう言うのか!」と感動した発見がいくつかあったので、複数のエントリーに分けて紹介します。
 
実際に作品を見るときに思い出してみてください。
 
(英訳は正確を期しているつもりですが、日本語セリフは完全に一致していないかもしれません)
 
「タイコ持ち」
court jester

 
court だけで「ゴマすり、ご機嫌取り、おべっか使い、太鼓持ち」という意味があります。
jester は道化師、あるいは冗談を言う人。
 
 
(地下に落とされた銭形警部が日本人の遺体に向かって)
「なんまんだぶ」
rest in peace

 
 
(ルパンから休戦をもちかけられ、握手を求められた銭形警部が)
「馴れ合いはせん!」
I won’t be corrupted
 
ここまで全て銭形警部のセリフです。
 
以下は幽閉されているクラリスのもとに不二子が現れる場面のセリフがメインです。
 
不二子「彼、生まれつきの女たらしよ。気をつけてね」
The guy’s a natural born lady-killer.
Watch your step around him.

 
 
クラリス「捨てられたの?」
He walked out on you?
 
不二子「まさか。捨てたの」
Oh hardly. I walked out on him.

 
 
(クラリスが幽閉されている塔にルパンがやってきて、不二子に脱出用のロープを渡すよう言ったことに対して)
不二子「えらそうに言わないで!」
Quit bossing me around!

 
 
「(異性を)捨てる」として walk out が使われていますが、ジーニアスの辞書で調べると walk out には「恋人として付き合う(米略式・英古)」という意味もあるようなのですがこれは一体?
 
ちなみにイギリス人の英語教師が、この意味での「捨てる」として dump を使っているのを聞いたことがあります。