このコンテンツではlawyer attorney barrister solicitor の違いをまとめています。

英語類義語活用辞典、英語類義語使い分け辞典、ロングマン英々辞典を参考にしています。


英語類義語使い分け辞典の解説

弁護士
lawyer

「弁護士」を表す一般的な語で、以下の語の代わりとして用いられる。
 
attorney
(米)「事務弁護士」で法律問題で依頼人の代理や仲介などをする弁護士。
 
barrister
(英)米国のcounselorに相当。
 
solicitor
(英)米国のattorneyに相当。
 
counselor
(米)「法廷弁護士」で上級裁判所などで弁護する資格を有する者。

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ロングマン英々辞典の解説

lawyer
a person, in Britain esp. a SOLICITOR, whose business is to advise people about laws and to represent them in court
 
I suggest you consult a lawyer.
 
attorney
AmE a lawyer
 
She refused to make a statement until she had spoken to her attorney.
 
barrister
(esp. in England and Wales) a lawyer who has the right of speaking in the higher courts of law
 
solicitor
a lawyer who gives advice, speaks in the lower courts of law, and prepares cases for a BARRISTER to argue in a higher court.


英語類義語活用辞典の解説

lawyer、attorney、barrister、solicitorは”弁護士”を表しますが、一般語であるlawyerを除けば、それぞれ違った機能を持っています。
 
lawyerはsolicitorもしくはbarrister、またはこの両者の総称です。
 
solicitorは原告となる人、つまり訴訟人と連絡をとり、告訴内容をbarristerのために作成します。solicitorは資料などを揃える裏方といえる役職で、法廷には立ちません。
 
英国系の法廷ではbarristerが正式の弁護人で法廷に立つ人、個人としてはcounselと呼ばれます。
 
attorneyは正確にはattorney-at-lawと呼ばれ、訴訟する人(原告)の代理人として法廷で発言します。
 
米語でattorneyは弁護士の総称で、DA(district attorney)はprosecuting officer of a district(地方検事)のことです。アメリカのテレビや探偵小説によく登場します。
 
I have power of attorney(私は代行権限を依頼人からもらっています)という表現はよく知られた米語イディオムです。