英文を読む際には、「速くたくさん」読むことが大事です。
ここでの「たくさん」とは、量と種類の両方を指しています。
つまり、新聞、雑誌、ペーパーバック、漫画などいろいろな素材を、なるべく速く読むということです。
この「多読・速読」は、私の英語学習の根幹を成しています。
そしてこの方針は、英検1級を取得した現在も間違っていなかったと確信しています。当サイトを読んで下さるあなたにもおすすめします。
しかし忙しい日常生活で、あれもこれも読むというのはなかなかできません。
そこで私がおすすめしたいリーディング媒体は新聞か雑誌です。
いずれもトピックが多岐にわたるため、いろんな英語に触れることができます。
タイムリーな話題が身につくので二次試験対策にもなります。
同時に自分が得意な分野と苦手な分野もわかってきます。
(ちなみに私の場合、演劇、哲学など芸術関連の記事が苦手で、理解力がガタッと落ちてしまいます。タイム誌でこのジャンルの記事を読むと、ヘタすれば内容のほとんどが頭に入らないことも・・・)
新聞や雑誌だけを読むにしても、通読はなかなかできません。
なので、とりあえずは
国内 国際 自分が気になるトピック
のトップ記事だけはチェックしましょう。
(このコンテンツを作っていて気づきましたが、英検1級二次試験では経済やスポーツのトピックはあまり出題されませんよね。そう感じるのは私だけ?間違っていたら申し訳ない。最近の傾向はわかりませんが)
そして、英語リスニングの際にはこれらのトピックでどんな英語が使われるかをチェックしながら、問題意識を持って聞きましょう。
時事問題は多くの媒体で報じられるため、「読んだニュースを耳で聞く」機会は意外と多いものです。
事前に記事を読んで基礎知識があるのでリスニングもはかどりますし、トピックの内容や使われている英語も頭に残りやすいのです。
読んだ記事を、聴いて確認するやり方はおすすめです。
英検1級を何度も受験して、「二次試験を突破するための実力は、一朝一夕にはつかないなぁ」とつくづく感じました。
気になった記事はスクラップなどにして、「これならこんなスピーチの構成ができそう」なんてことを日ごろから意識しておくと、必ず役に立ちます。
最近はネットで記事を読むのが主流かもしれませんね。
そんな時は記事をコピペ(もしくはスクショ)しておいて、分野別のフォルダに保存しておきましょう。
スピーチを作る際、「参考になりそうな記事があったなぁ」という時にも検索すれば一発です。
ホントに便利な時代になりましたね・・・。
※追記
ネットでは、私はFOXニュースをよく読んでいます。