別の記事にも書いているように、私は森喬伸氏の著作も読んでいます(かなり昔の話ですけど)。
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・森喬伸氏と私その1 著書を読んで感銘を受けた私は・・・
その中で発音のコツを紹介した箇所があって、心に残っているものがあります。
それは
「語尾の子音は発音しない」
というもの。
厳密に言えばダメなのでしょうが、英語らしく聞こえるのは間違いないと私も思っています。
森氏の著作では good をとりあげていました。
「グッド」と言うより「グー」気味に発音する方が良い、ということです。
英語のdでなく、日本語の「ド」を発声してしまうと、最後にどうしても母音の O が付くので別の語になってしまいます。
日本語では、語尾の子音にも必ず母音がつくので、「グッド」が音としては「グッドォ」になるのです。
森氏の著書には「この語尾の母音を落とすために英語のプロは研鑽を重ねる」旨の記述がありました。
英語の場合、d に限らず語尾の子音はとても弱いので、発音してもほとんど聞こえなくなってしまいます。
なまじ発音して語尾に母音がついてしまうよりは、子音は発音しないほうが良いかも?
確かに、誰かが英語を話しているのを聞いていて、語尾に思いっきり母音が付いていたらガックリしてしまいます。
私も注意しなければ・・・。
厳密には反則なのでしょうが、「語尾の子音は発音しない」をひとつのワザとして頭に入れておいてはいかがでしょうか。