little や kettle、あるいは middle や riddle のように、tとl、 dとl が連続する発音は難しいですよね。

日本語には無い発音ですし、学校の英語の授業でも教えてもらった記憶は私にはありません。


英語が母国語でない日本人には、教わらなくてはまず発声しない(できない)音です。
 
私の場合、この発音はある教材で特訓しました。
 

 
その教材とは↓の東後勝明先生の「英語発音のコツ」で、それこそ何度も反復したものです。
英語発音のコツ―なぜ聞きとれない通じない!! 50の法則であかす発音のひみつ(Amazon)
 
ただしこの教材はかなり昔に出版されたもの(初版は1977年3月です!)なので、今は中古でしか手に入れることができません。
 
しかもカセットテープなので、いまでは再生するのも難しいでしょう。(ちなみに、1件だけ寄せられているカスタマーレビューは星5つ評価です)
 
この教材によると、tl、dlの発音は

最初のT(あるいはD)は舌先を前歯の裏に付けて音を出し、次のLは舌の両側を歯から離すこと(舌先は前歯につけたまま)で発音する。

と解説されています。
 
TやD単独の場合の発音法とはかなり違いますし、ちょっと難解ですが、何度かやってみると確かにこれで発音できます。
 
もちろん私もこのやり方で発音しています。
 

 
TやDは破裂音なので本来は発音した後、舌先が歯の裏側から離れますが、tl、dlの場合は舌先は最後まで前歯の裏に付けておくのがポイントです。
 
その状態でLの音を出すのです。
 
舌が慣れてくると「リルゥ」「ケトゥ」「ミドゥ」「リドゥ」といった感じの、このつづり独特の音になってきます。
 
middle of it や little by little もこなせるようになります。
 
よくわからなければ、ネイティブの人に質問してみると良いでしょう。
 
別コンテンツでは発音学習教材「ネイティブスピーク」をレビューしています!
 
私のやり方が間違っていた発音や、私が発音できない・聞き取れない音についても書いています。よかったら参考にしてみて下さい。
 
当サイトからのご購入には特典もつけています。
↓ ↓ ↓
発音教材「ネイティブスピーク」の口コミ評価 間違っていた私のやり方も