私がやったスピーキング練習のひとつを紹介します。

それは
 
英字新聞などの記事を読んだ(黙読でもOKです)後、顔を上げてその記事の要約を英語で話す
 
という方法です。

記事や放送の要約 難しいけど能動的なインプットに通じる

正直言って、このやり方は非常に難しいです。
 
どうしても「モゴモゴ・・・」という感じになるか、単なる記事の音読になるんですよね。
 

 
記事全部の要約でなくても、ひとつか、あるいはいくつかのパラグラフごとに顔を上げて要約というやり方でもいいでしょう。
 
それでも難しいことに変わりはありませんが・・・。
 
言い換えるなら、これがスムーズにできるようになったら英語力が相当ついたと判断できるのではないでしょうか。
 
これのバージョンアップ版として、
 
テレビやネットラジオで英語放送された記事の要約を英語で話す
 
というやり方もあります。
ほとんど逐次通訳です。
 
これはリスニング→スピーキングなので、難易度がさらに上がります。
 

 
日本語でもそうなのですが、何かの記事を読むにしても聴くにしても、内容が頭に入っていないことは意外と多くないですか?
 
どういう話だったのかを誰かに伝えようとすると、「あれ?」と、途端に記憶があやふやなのが露呈したりします。
 
固有名詞すら忘れてしまっていることもしばしば(私だけ?)。
 
母国語でない英語であればなおさらです。
 
漠然とインプットしていては、なかなか記憶に定着しません。

・要点をスピーキングする
・特定の誰かを意識しながら
・なぜ?を考えながら
・スピーチのネタを探すつもりで

など、何がしか意識して、能動的にインプットする必要があります。
 
インプットは日常的に行うので、毎日のちょっとした意識・心がけの違いが積み重なると、大きな差を生みます。
 
「要点・要点!なぜ?なぜ?」と四六時中考えるのはしんどいですが、時には意識してインプットすると、きっとアウトプットの助けになってくれます。

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