二次の面接・スピーチ対策として、個人的に有効だと思っている方法のひとつに
ユニークだと思う自分の経験を箇条書きにして、英語で頭に入れておく
があります。
なぜ自分の経験かというと…
・自分が体験していることなので忘れない。話の流れも再現しやすい。
・当然、英語も頭に残りやすいので自信をもってしゃべれる。余裕が生まれる。
・面接官の興味をひける。当たりさわりのない一般論に面接官はうんざりしている(はず)。
日本語で会話する時も、自分の体験って面白おかしく話せますよね。
あれと同じです。
どんな小さなことでもいいので思い出してみて、英語で頭に入れておくと、スピーチ作りに必ず役立ちます。
たとえば、「ハイブリッドカーに乗った(あるいは乗せてもらった)」という日常の些細なことでも、環境問題のテーマに結びつきます。
または「親戚の女性に子供ができたが、保育園の空きがなくて働きに行けない」なんていう体験は、いろんなトピックに対応できそうです。(これ、私が実際に聞いた話です)
これを実践するには、日頃からスピーチのネタを見つける(ネタにつなげる)意識が必要です。
この意識を持っておけば、スピーチに使えるネタは、実は日常生活の中にたくさん転がっています。
しかし意識していなければいつまでたってもネタにつながりません。
すごく面白いスピーチの素材になり得る出来事もすぐに忘れてしまって、みすみす見逃すことになります。
ひとつのコツとして、誰かと話す時に「ネタにならないかな?」と常に意識してみましょう。
スピーチを作るからといって、別に専門家とか、権威のある人と会話する必要はありません。
家族や友達など、ごく身近な人との話でもスピーチのタネは見つかるものです。
会話の中で「あっ、これ使えそう」とピンときたら、必ずメモしておきましょう。そしてそこから作れそうなスピーチの主旨だけでも書いておけば完璧です。
これを日頃から続けておけば、いざ二次試験対策となったときネタに困りません。
全く何も無い所からスピーチを考えるより、(多少強引でも)体験談と結びつけるとスピーチ作りはずっとラクになります。
環境、小子化、教育、高齢化…と、出題される可能性のあるトピックはいくつもあります。
メモをもとに、関連する自分の体験をまず思い出してみて、そこからスピーチの構成を考えてみましょう。
どんなささいな体験でも、該当するトピックはあるものです。
体験をもとにしたスピーチは作成も早く進み、記憶も鮮明なので本番で発表する際にも落ち着いて話せます。
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