このコンテンツでは、日本人英語学習者にとっての(おそらく)最難関、冠詞の勉強法について紹介しています。
私が購入して、冠詞の理解を深めてくれたと感じた参考書から一部抜粋しています。
とても具体的なので参考にしてみて下さい。
おすすめ参考書「冠詞マスター教本」
別コンテンツでも紹介していますけど、冠詞って難しいですよね。
そもそも日本語にない要素ですし、各冠詞の使う条件が多岐に渡るうえ例外なども考えると、果たしていつになったらモノにできるのだろうか、という感じです。
どんな勉強すればいいのかな?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私も本などで勉強しています。
そのうちの一冊「冠詞マスター教本」です。
↓ ↓ ↓
(ボロボロですみません)
冠詞の使い方、考え方が多くの図・イラストと共に解説されており、理解を深めてくれます。
・・・といっても、一度読んだだけではピンときません。
何せ日本語にないので、そう簡単には身につかないのです。
何度か繰り返して読むことで「あれ?ここには冠詞は要らないのかな?」といった意識が養われていく感じです。
何とももどかしい進歩の仕方ですが、個人的には理解は確実に深まった実感があります。
この本の中で、著者の石井隆之近畿大学教授が自身の冠詞勉強法を紹介されています。
一部を抜粋して紹介します。
速く「冠詞力」を身につけたい場合の勉強法
この本で石井教授は「高速学習法」と「着実学習法」の二つを挙げられていて、以下のような違いがあります。
高速学習法
とにかく速く「冠詞力」を身につけたい場合に適している。
着実学習法
「冠詞力」と共に英語の総合能力もUPさせたい場合に適している。
このコンテンツでは、前者の「高速学習法」を紹介します。
やり方は以下のとおりです。
- 手持ちの辞書(大修館の「GENIUS」、小学館の「PROGRESSIVE」、旺文社の「LEXIS」、またはベネッセの「E-GATE」がよい)のaとtheの項目をじっくり読む。
- 「1」で学んだ新しい情報を、そこで出てきた単語や表現と共にノートに書き写す
- 「2」でノートに写した看護や表現の中に、分からないものがあれば、同じ辞書で確認し、その単語や表現に関する情報をふくらませる。
- 「冠詞」について書かれた学生向けの参考書や一般書、さらに専門知識を身につけたい人は専門書を読む。
- 「4」で得られた新しい情報は、1~3のことを書き記したノートに更につけ加える。
- 「5」でノートに写した単語や表現の中に、分からないものがあれば、同じ辞書で確認し、その単語や表現に関する情報をふくらませる。
※1~3と4~6は並行的に行います
※1~3において、辞書で知識の概略を学んでいるので、4~6は学習しやすくなっています
「着実学習法」については、ぜひ本書を手に取って確認してみてください。
冠詞の理解を深めるのにもってこいの本です。
さすがに一度読んだだけではモノにならないので、私は繰り返し読んでいます。
冠詞に敏感になりますよ!
ちょっとした英文を読んだ時に「あれ、これって冠詞が要るのでは?」といったチェック機能が働くようになりました。
冠詞の勉強をしたい方はチェックしてみて下さい!
冠詞マスター教本
※試し読み(「サンプルを読む」)・kindle版あります