最近「24」や「アイズ・ワイド・シャット」を見ていて、へぇ~と思った言い回しがいくつかありました。
それらを紹介します。
(作品を見ていない人には登場人物が何のことやらわからないかも知れませんが・・・)
「24」のシーズン6 第一話で、ジャックをテロリストに引き渡す際、クロエが命令に従わず、単独行動をします。その行動を指してナディアが
rogue operation
と言います。
rogue は「悪漢、ごろつき」といった意味で使われることが多いですが、「集団の方針に従わない」という意味もあります。
ここでの意味は後者ですね。
rogueをロングマン英々辞典で調べてみます。
rogue n
a dishonest person, esp. a man:
Don’t buy a used car from that rogue.
a person who enjoys making trouble, but usu. in a harmless and playful way; MISCHIEVOUS person
rogue adj
(of a wild animal) living apart from the rest and very easily made angry:
a rogue elephant
not following the usual or accepted standards, esp. in an uncontrollable or troublesom way:
rouge politicians who go against the party line.
「単独行動するトラブルメーカー」といったイメージでしょうか?
「24」からもうひとつ。
put 人 off
ナディアがクロエから「どういう計画なのか?」としつこく聞かれた際、話を逸らそうとしますが、結局クロエに計画の内容を話してしまいます。
その後ナディアが「彼女を追い払う」といった意味で put her off を使っています。「誰かを退ける」という意味になります。
続いて(かなりエロい)映画「アイズ・ワイド・シャット」から。
neat
「アイズ・ワイド・シャット」の中で、「酒をストレートで飲む」という意味で使われています。
ロングマンで調べてみます。
形容詞として5つの意味があります。
neat adj
1 in good order; showing care in appearance: tidy
2 liking order and good arrangement
3 simple and effective
4 also straight (of alcoholic drinks) without ice or water or other liquid
5 very good; very pleasant
「酒はどのようにして飲むか?」という質問の後に続けて neat? と語尾を上げて聞くシーンが物語の後半に出てきます。