このコンテンツ作成時点では、「聞き流す」英語教材が盛んに宣伝されています。
 
テレビやラジオの放送に接していれば、1日1度はCMを耳にするほど。
 
当サイトユーザーの中にも、購入された方がいらっしゃるのではないでしょうか。

ネット上には、効果のあるなしを評価する書き込みが無数にありますし、大手ネット通販サイトには、購入者のレビューが大量に投稿されています。
 

 
管理人は聞き流し教材を試したことはないのですが、これまでの英語勉強の経験から、これらの教材に対して、「こうではないか?」と感じることを書かせて頂きます。
 
それほど大ハズしはしていないと思うので、お時間と興味があったらお読みください。
 
 
こうした教材で最も気になるのは、

「効果があるのか?」
「英語力アップに貢献してくれるのか?」

 
という点ではないでしょうか。
 
管理人の結論をいきなり書きますと、
 
「聞き流し」のやり方による
 
ということになります。
 
英語力をアップさせたいなら、「何と言っているか」を意識しながら、言葉を拾いつつ聞くのは鉄則です。
 
「内容の意味をとりながら(理解しながら)集中して」聞くのです。
 
「いま聞いていることをディクテーション(あるいはシャドウイング)できるほど集中しているかどうか」とも言い換えられるかもしれません。
 
真剣に聴いていると、
 
「あれ?いま何て言った?」
「いまのどういう意味だろ?」
「いまの言い回しはなめらかに口にできないな」
 
など、わからないところが出てくるはずです。

(ちょっと余談)
知らないこと・できないことがいくつかあるくらいの難度の教材のほうが進歩します。
 
そうしたところが全く無い教材は、あなたにとって簡単すぎるのかもしれません。
 
教材の難易度は、サンプルCDを聴いたり、レビューを読むなどすればある程度は検討がつくはずです。

 
そしてその疑問をテキストや辞書で解決したり、音読練習などして克服するのです。
 
これだけの意識を持って「聞き流し」をすれば、英語力はアップするでしょう。
 
ボ~ッと聞いていては、絶対ダメです。
 
なにも意識せず 言葉を拾うことなく、BGMのようにただ音が流れているだけでは英語力は身につかないと私は思います。
 
ただし、BGMとしてボ~ッと聞いていても英語力が身につく例外があります。
 
それは、子供です。
 

 
子供の言語吸収力は大変優れている(脳の中で言語を刻む「コンクリート」が固っていない)ので、本人は意識していなくても、周囲で話されている言葉をどんどん身につけて(コンクリートに刻みつけて)いきます。
 
しかし、大人はそうはいきません。
 
コンクリートは固まってしまっているので、新たな言語を刻み込むのは骨が折れる(意識して聞く必要がある)のです。
 
聞き取りを真剣に続けていると、疲れます。
 
しかしそれは、私がこのサイトで時々強調している「英語力のスタミナ」を養うトレーニングのようなものです。
 
筋トレに似て、多少は負荷がかからないと、強くなりません。(これはリーディングでも同様ですね)
 
ある程度のスタミナがないと、試験本番のリスニングで集中力が持続しません。
 
「教材を聴く際は常に試験本番のつもりで集中しろ!」とは言いませんが(もちろんできたほうがいいですけど)、意味をとる程度の集中力は必要です。
 
基本的に私は、とんでもなく低難度の教材でない限り、どんな教材でも自分を成長させてくれる、と考えています。
 
多くの場合で、英語力がアップするかどうかは自分の意識次第だと思うのです。
 
いまよりもはるかに英語の環境が整っていない時代でも、いわゆる「英語の達人」と呼ばれる人達が多数存在するのが、その証拠ではないでしょうか。
 
・・・ということで、管理人の結論をまとめてみると・・・

適切な難易度の教材を、真剣に聴く「聞き流し」するのであれば効果アリ
 
逆に、どれほど優れた教材でも、ボ~ッと「聞き流す」のであれば効果ナシ

 
・・・ということになります。
 
上で書いているように、教材の難易度はサンプルCDやレビューを参考にして下さい。
 
あとは自分の意欲と価格に見合うかを勘案して購入を検討してみてはいかがでしょうか。
 
長々とお読みいただき、ありがとうございました。