映像作家の高城剛さんの英会話習得法についての記事が雑誌「Tarzan (ターザン) 」2014年 1/9号に載っていました。
 
高城さんは、「これからの世界でこれがないと生きていけなくなるかも」の三つの中に、「英語力」を挙げています。
 
(あとの二つは健康とIT力です)

「ノマド」として世界中を旅行している高城さんは、ここ数年英会話の勉強のためフィリピンを頻繁に訪れています。
 
雑誌Tarzan (ターザン) 2014年1/9号136~137ページの記事には、英会話に対する高城さん独特の考え方と、英語をいかにして身につけるか、具体的な方法が紹介されています。
 
ポイントを挙げます。
 
高城さんが考える英会話習得のポイントは、
 
・フィリピンなど、日本から近いアジアへの短期留学
・オンライン英会話

 
の二つです。
 
フィリピンはここ数年、英会話新興国として注目を集めていて、語学学校も毎年倍々で増えているそうです。
 
また、インターネット環境が整ったことで、これまでにない英会話学習が可能になりました。
 
このへんの事情を、高城さんは次のように語られています。

「21世紀の英会話学習法は新しく2つの選択肢が加わったんです。
 
鍵は英会話学習の新興国のフィリピン。
 
フィリピンは英語が公用語ですが、アジアにあり日本からも近い。その地の利を生かした短期留学です。
 
欧米への留学と比べてとても安価に気軽に行けます。
 
もう一つはオンライン英会話。
 
物価が安いので一日25分のレッスンを100~300円くらいで受けられます。これを毎日やる。
 
3ヵ月後には旅行会話はまずできますよ」

確かに私の感覚では、英語留学というとアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドあたりがすぐ思い浮かびます。
 
いわゆる「欧米」なわけですが、高城さんの感覚では、それはもう古い考えなのかもしれません。
 

 
実際に、フィリピンを拠点とした英会話教室のオンラインサービスは日本でも展開されていて、その代表が「カランメソッド」で、無料体験レッスンの受講も可能です。
 
ネットを利用した格安オンライン英会話だけでなく、格安航空会社(LCC)を利用してフィリピンへ行けば、留学すら驚くほどの低コストで可能なのです。
 
こうした環境の変化から、マンツーマンでの英会話勉強も身近になりました。
 
高城さんは次のように語っています。

「いったん文法を忘れて、一対一で話すところから始めるのが重要。
 
20世紀的英会話は1対5ぐらいで習ったけど、日本人は隣の人に気を使うから上達しにくい。
 
英会話はマンツーマンで徹底的に行うことが大切なんです。
 
年末年始だけでも留学したら年明けにはかなり変わっているはず。もしくは毎日、朝にオンライン英会話をやるといい。
 
フィリピン人の先生に起こしてもらうんですよ。
 
同じ先生と毎朝寝ぼけ眼で話すと、親近感が湧いて誰よりも仲良くなれる。だから男性には女の先生がオススメ(笑)」

私自身、英会話というと確かに「金髪で青い目の人と話す」なんて先入観がいまだにあります。
 
いまの世の中、それではさすがに通用しませんね。
 
フィリピンという身近な国に、英語を使える環境があるのなら、欧米とは変わらないはずです。
 
高城さんのやり方は、非常に参考になると言えるのではないでしょうか。
 
最後に、同じく「Tarzan」の記事から、高城さんの英会話に対する考え方を紹介しておきます。

「日本人は本当に英語を話さないよね。
 
海外の友達が、マクドナルドでも英語を話さないのは世界で日本だけだよって言う。
 
コンビニで中国人店員が日本語を話すじゃない?あの程度の英語は、最低限話せておかなきゃマズい。
 
オリンピックも開催されるわけだし。さらに国際化が進めば、今よりもっと外国人の来日は増える。
 
飲み会の席でもおもてなしとして、英語のコールぐらいはできたほうがいい。」
 
「英語とトレーニングはすごく似ているところがあって、一発逆転のようにある日英語が話せるようにはならないけど、短期間でも集中すればベースは必ずできる。」

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